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週末農業体験!ブランド野菜を育ててみよう。~草取り・土寄せ篇~【イベントレポート】

梅雨明け、快晴の2021年7月18日。地元種苗店「㈱マルカクのタネ」による農業イベント、「週末農業体験!ブランド野菜を育ててみよう。」の第2回目(全4回)が開催されました。 今回は暑い深谷の夏のはじまりを感じながら、草と格闘した農作業の模様をリポートします!

深谷ねぎオーナーによる2回目の農作業

第1回「定植篇」はこちらから!


深谷のブランド野菜「深谷ねぎ」。このイベントは深谷の地で「深谷ねぎ」の定植(苗の植え付け)から収穫まで参加者自ら行う農業体験企画。5月に参加者の皆さんと定植を行い、早2か月。倍以上の長さに成長したねぎは空にピンと緑の葉を伸ばしています。しかしねぎの根元や畝には雑草が…。今回は定植から収穫まで全4回の作業のうちの2回目。29名の参加者が「草取りと土寄せ」作業を汗だくで行いました。


まずはねぎ圃場隣のハウスにて、マルカクのタネ 宮下社長から定植から本日までのねぎのお世話のお話を伺いました。


定植したてはきれいな畑も、だんだんと草が生え、時には豪雨に見舞われ、水浸しになったりと日々変化します。
その時々に応じた対処をしながらねぎを見守り、育てます。


またねぎの状態を見ながら、納豆菌やヤシのチップを土に混ぜ込み、除草をすること数回。
今日に至るまでの栽培ストーリーを伺ってから、本日の作業開始です!

まずは「草取り」


まずは「草取り」。畑の雑草をしっかり抜いていきます。草を「刈る」のではなく「抜く」のです。なぜなら草の根が残っているとまた生えてしまうから。特にねぎのまわりは丁寧に除草。ねぎの根も一緒に取ってしまう恐れもあるので細心の注意を払います。


暑さに注意し、水分補給をしながら参加者それぞれが植えた「マイねぎ」のまわりを除草。



兄弟で参加のコウキ君とシュン君。競争しながら除草しましたよ。
食べられる草をみつけたり、力いっぱい草を引っこ抜いて、ねぎの周りはすっきり。

最後は「土寄せ」


除草しきれいになった畑には殺虫殺菌剤を撒き、病気等の予防をするのも大切な作業。


小規模の畑において草刈りや土寄せ等の作業に便利な「三角ホー」。
この道具で土を削り、ねぎの根元に土を寄せていきます。


ねぎの列の両方から土を寄せていきます。
この作業は収穫までに何度か繰り返し、ねぎの白い部分を長くしていきます。


参加者皆さんの力で畑はスッキリ!見違えるほどのねぎ圃場になりました。

今回は、ねぎ定植後の作業を知り、「草取り、土寄せ」体験の模様をお届けしました。
次回の作業は9月。施肥、土寄せ等をおこなう予定です。
その間の栽培・圃場管理は「マルカクのタネ」さんが行ってくれます。
夏を経て、ねぎはどんな成長をしていくのでしょうか?お楽しみに~。

野菜の楽しさに
何度も訪れたくなるまちへ。

肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。

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