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渋沢栄一翁ゆかりの「旧煉瓦製造施設」で深谷のレンガの歴史を学ぶ!

皆さんこんにちは!市内在住野菜ソムリエ橋本が、今回は歴史ある名所をご紹介いたします!本日は旧煉瓦製造施設にやってきました!日差しがあって良いお天気で良かったです♪しかし寒い(>_<)出かけるなら温かい日中がおススメ♪


薄いピンクの可愛らしい洋風の建物。中はどんな感じなんでしょうか?


ちなみに現在こちらの「ホフマン輪窯6号窯」は修繕工事中で休館中です。

深谷のレンガの歴史がまるわかり!


中に入ると…いましたいました!渋沢栄一の像。明治政府が実業界の重鎮渋沢栄一に大量生産が可能な機械式レンガ工場の設立を要請し、最盛期には6基の窯が稼働したそう。そしてこの資料館は、当時事務所として一番最初に建てられて、レンガ技師チーゼの自宅としても使用されていたんだそうです。現在コロナの関係で、ガイドは行っていないそうなんですが、スタッフの方が丁寧、に質問に答えてくれます♪

実は私、恥ずかしながら青淵って地名だと思っていたんです。青淵公園ってあるし。よく見たら、「渋沢青淵先生」って!!(゚д゚)!雅号だったとは・・・。皆さんは知ってましたかね(;^_^Aちなみにお隣は、秩父セメントの創業者だそうです。


とにかく日本煉瓦製造株式会社の歴史が詳しく掲示されていて、見入ってしまいました。


奥に見えるトンネルの写真が、現在休館中のホフマン輪窯6号窯の内部写真です。


実際に使用していた当時の電話機もありました!誰か一緒に来ていたら、使ってる風で写真撮りたかったわ~♡


窯の断面模型。私、本当に無知でして、輪窯の意味を初めて知りました。


こんなにぎっしり詰めて製造されていたんですね~。24時間火を絶やさず稼働していたそうです。昔の農家は冬場は仕事が無かった為、煉瓦工場は近隣の農家さんたちにとってはありがたい存在だったそうです。


東京駅は有名ですが、迎賓館等にも使用されていたそうです。

私、深谷市民になる前に、たまたま高崎線に乗る機会があり、深谷駅を初めて見たとき「東京駅みたい!ステキな駅☆」って思ったんです。ただ名前が深谷。私の周りには深谷さんが多く、人名のイメージだったので、変わってるって思ったんですよ。まさか住人になるなんて当時は思ってもみませんでした(´ω`*)これも何かのご縁でしょうか・・・。


煉瓦って温度で色や強度が変わるそうです!この中で一番ベストな煉瓦はどれだと思います?焼きすぎると、黒くなって硬くなるけど粘りがなくなるので強度が低くなるそうです。ベストな煉瓦は・・・。


この赤茶の煉瓦。色良し、強度良しのベストだそうです!奥深いんですね~。煉瓦って。


そうそう、入口にあったんですが、左側にあるのが小山川を起点に深谷を再発見しよう!っていうことで製作されたスタンプラリー帳。色々な場所に様々なスタンプがあるので、集めてみると楽しそうですね♪

外にも見どころが!


明治39年、市内で初めて電灯線を引き、変電室として建てられたそうです。これももちろん煉瓦。青空にレンガ色が映えますね(^^♪


今は改修工事中のホフマン輪窯6号窯。この窯が最盛期は6基もあったんて。帰る時にもう一度見ると、青空にぐんと伸びた煙突が、誇らしくも感じました。平成18年に約120年の歴史に幕が下ろされるまで、稼働していた窯。本当につい最近まで稼働していたんだな~。知らなかったな。見たかったな。この煙突から出る煙・・・。

来てみてよかったです。是非、皆さんも行ってみてください☆価値ある場所です!

 

取材・執筆:VTPライター 橋本梢さん

INFORMATION

煉瓦資料館

所在地  〒366-0029 深谷市深谷市上敷免28

営業時間 土日のみ9:00~16:00で営業 (入館は15:30まで)

※元日は時間変更の可能性あり

電話番号 048-577-4501

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