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【埼北つうしん特別タイアップ】三百年の歴史を持つ蔵元の酒蔵跡「七ツ梅酒造跡」を散策【中編】

深谷のノスタルジック空間「七ツ梅酒造跡」を埼北つうしんさんが徹底的に深堀り! 計3回に分けてお送りしている今回は第2回の中編、雑貨屋さんや映画にも使われた古い町並みを余すことなくご紹介します!!

COURSE

1日コース(約8時間)

  1. 14:30 お宝な古本やレコードなどが見つかるかもしれない!?古書・古本・レコード店「須方書房」
  2. 15:00 それでは次のお店に向かう前に少し施設内を散策してみましょう?
  3. 15:30 オープン間もない”ヴィンテージ&アンティーク家具&キャンプ用品など”の「Blance」
  4. 16:30 週末限定のミニギャラリー「ギャラリー七ツ梅」
  5. 16:50 「七ツ梅酒造跡」の顔!全国で唯一の酒蔵を改装した埼北エリア唯一のミニシアター「深谷シネマ」

14:30 お宝な古本やレコードなどが見つかるかもしれない!?古書・古本・レコード店「須方書房」

>>前編はこちら

 

▲創建当初〜江戸末期頃に建てられた「釜屋」は、木骨土壁下地の土蔵作りと後に隣接して建てられた煉瓦煙突が特徴の建物。
「釜屋」の中には「須方書店」や敷地内を管理しながら「埼玉県伝統工芸士」として 『鬼瓦』を作っている「鬼瓦工房 鬼義(まち遣し深谷事務所)」があります。

 

▲また、「まち遺し深谷」の事務局の隣りには、今年の4月に開局予定のコミュティFM「FMふっかちゃん(深谷コミュニティFM株式会社)」がありました。
※ちなみに現在、七ツ梅酒造跡の母屋の一部、須方書店2階は立入禁止区域につき利用はできませんのでご了承ください。

 

▲それでは「須方書店」におじゃましてみましょう!どんな掘り出し物があるか楽しみですね♪

 

▲2012年に店長の須方さんと深谷市出身の映画監督 入江悠さんのお父さんが「円の庭」という店名で開業し、2014年7月より現在の店舗名に変わったそうです。

 

▲店内では明治・大正時代に出版された古書から、漫画や雑誌など最近の本まで幅広く取り扱っています

 

▲本以外にも、レコード・CD・DVD、絵はがきなどもあります。

 

▲埼玉県伝統的手工芸品「鬼瓦」も店内にありました。「鬼瓦工房 鬼義」では、日本レンガを復活させる活動をしており、敷地内にある「東酒蔵(東蔵ホール)」にて深谷レンガを制作中です。

詳しくは「”鬼瓦工房 鬼義”のホームページ(https://www.oniyoshi.com/)」でご覧下さい。

 

▲レジ下には戦前・戦後の貴重な本や資料や渋沢栄一関連のものなども展示されています。

INFORMATION

須方書房

最新情報や入荷情報は書店の各SNSでチェックできますよ

■営業時間:13:00〜18:00(月・水・金)
11:00〜18:00(木・土・日)
■定休日:火曜日
■住所:〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
■TEL:080-3121-1851
■ホームページ:https://sugatabooks.com/
■Instagram:https://www.instagram.com/sugatabooks/?hl=ja
■Twitter:https://twitter.com/ennoniwa
■Facebook:https://www.facebook.com/%E5%8F%A4%E6%9B%B8%E5%8F%A4%E6%9C%AC-%E9%A0%88%E6%96%B9%E6%9B%B8%E5%BA%97-344926548989757/
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。

15:00 それでは次のお店に向かう前に少し施設内を散策してみましょう?

▲写真左の「精米蔵」は大正3年に建築されたで煉瓦造の建物で現在は「藝術精米所(ミニホール)」として著名なミュージシャンなどが出演するイベント等に活用されています。

 

▲こちらのエリアは数々の映画やドラマ等の撮影にセットとして使用されています

 

▲どんな作品に使用されているかは、是非ご自身で確かめてみてください♪

 

▲そんなエリアを抜けると…

 

▲2軒お店が並んでいます?奥は「二兎三兎(にとさんと)」という居酒屋があり、手前には「Blance」というヴィンテージショップがあります。


15:30 オープン間もない”ヴィンテージ&アンティーク家具&キャンプ用品など”の「Blance」

▲「Blance」は2021年1月にオープンしたヴィンテージショップです。

 

▲店内には「ヴィンテージ&アンティーク家具」や「キャンプ用品」「レコード」「雑貨」などがあり、店内に展示されているものはほぼ全て商品みたいです。

 

火曜日・木曜日・土曜日を基本に営業しているそうですが、急なお休み等もあるそうなので、ショップのInstagramで営業日をご確認することをお勧めします。


▲「東酒蔵(東蔵ホール)」は先ほど説明した「鬼瓦工房 鬼義」の工房兼貸ホールとして活用しています。

 

▲「東酒蔵(東蔵ホール)」は映画やドラマの撮影などでも多く使用されているスペースです。
※今回、特別に「一般社団法人まち遺し深谷事務所」の事務局次長兼鬼板師の塚越さんの許可をいただき撮影させていただきました。

 

▲敷地の雰囲気にあったレトロなものが掲示されています。

 

▲きっとこれらも映画やドラマ等で使用されているんでしょうね。

 

▲ふとホール内を見回してみると何やら見覚えのある古びた巨大なジオラマのようなものがありました。

 

▲このジオラマは、日本映画界の巨匠「黒澤明」監督の「羅生門(1950年公開の映画で、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞・アカデミー賞名誉賞を受賞した作品)」公開70周年記念で再現された10分の1サイズのジオラマとのこと。「羅生門」はモノクロ映画ですが、このジオラマセットは色彩を施されています。

 

▲さらに映画「羅生門」の原寸大扁額も展示されていました。さきほどのジオラマといい扁額といい映画ファンにはたまらないものですよね!

INFORMATION

Blance

■営業日:火・木・土曜日(変更有り)
■住所:〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
■営業時間:11:00〜16:00
■Instagram:https://www.instagram.com/blance_furniture/?hl=ja
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。

16:30 週末限定のミニギャラリー「ギャラリー七ツ梅」

「深谷シネマ」で上映される映画の上映時間までまだ時間があるので、もう少し散策してみようと思います。

 

▲そういえば「七ツ梅酒造跡」内に画・陶芸・浮世絵などを扱っているミニギャラリーがあったはず…

 

▲この「ギャラリー七ツ梅」は木・金・土曜日(11:00~16:30)の週後半限定で営業しているミニギャラリーです。

 

▲ギャラリー内では「絵画」「陶芸」「浮世絵」などを取り扱っています。

 

▲「絵画」「陶芸」「浮世絵」が好きな方で週後半に「七ツ梅酒造跡」へお越しの際は是非立ちよってみてください。

INFORMATION

ギャラリー七ツ梅

■定休日:月〜木曜日
■住所:〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
■TEL:080-9342-1378
■備考美術商・埼玉県公安委員会第431200009876号
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。

16:50 「七ツ梅酒造跡」の顔!全国で唯一の酒蔵を改装した埼北エリア唯一のミニシアター「深谷シネマ」

▲それでは「七ツ梅酒造跡」の顔的な施設であり全国で唯一の酒蔵を改装した埼北エリア唯一のミニシアター「深谷シネマ」へ行ってみましょう!

 

▲「深谷シネマ」は、2002年7月に深谷市仲町にあった「旧さくら銀行跡地」で開館したミニシアターです。

 

▲2010年4月16日に「七ッ梅酒造跡地」跡にあった「西酒蔵」に移転・リニューアルオープンしました。

 

▲受付には深谷市出身の映画監督「入江悠」さんや女優の故「樹木希林」さん達のサイン色紙があり、

 

▲上映スペース入口前には映画監督「山田洋次」さんや深谷シネマの名誉館長で映画監督の故「大林宣彦」さん、女優の「吉永小百合」さん達のサイン色紙が展示されています。

 

▲「深谷シネマ」では、上映する作品はお客様の投票を反映し、決定していくそうです。

 

▲新型コロナウイルス感染防止対策はもちろん、バリアフリー(車椅子席・車椅子トイレ完備)対策もしています。

 

◆座席数/60席(固定席57席・車椅子席1席・親子席3席)
◆スクリーン/最大5.1m×2.2m親
◆音響/ドルビーデジタル7.1ch対応

 

▲劇場内に親子ルームも設置されているので、幼児連れでもお気軽に映画を楽しむ事が出来ます?

 

▲こちらの方が「深谷シネマ」館長の竹石研二(たけいしけんじ)さん。映画を心から愛し、日本映画の文化を守る為に長年に渡り頑張っているスゴい方ですが、すごく謙虚な優しい方です。

竹石館長のプロフィール
1948年(昭和23年)生まれ 72歳
東京都墨田区生まれ 現在は埼玉県深谷市在住
都立本所工業高校卒業後、民間会社数社で働く
結婚後に横浜映画専門学院(1期生)で学ぶ
妻の実家の深谷市に家族で移り、日活児童映画で働く
その後、地元の生活協同組合で働く
50歳の時に~商店街にミニシアターを創ろう!~とNPOを立上げ
2002年、空き店舗で『愛染かつら』を上映:1,150人が詰めかけた
2002年、深谷TMO事業で旧銀行跡を改装した「深谷シネマ」開設
2010年、区画整理事業のため「旧七ッ梅酒造跡」に移転
2020年、現在に至る。名誉館長は大林宣彦監督
<出典:松竹映画100周年(https://movies.shochiku.co.jp/100th/celebrity/takeishi-kenji/)>

 

「映画文化を地域根付かせたい」という想いから毎年ギリギリの状態で経営を続けている「深谷シネマ」。

しかしコロナ禍により、一時休館したりして、正直決して楽ではない状況にあるそうです。
しかし竹石館長は「新型コロナウイルス感染拡大防止対策をしっかり行いながら”映画文化の灯火を消さない”様にこれからも頑張ります」という力強い言葉をいただきました。

 

映画好きな方はもちろん、ミニシアターで映画を観た事がないという方は是非一度「深谷シネマ」で映画を観賞してみてはいかがですか?

 


>>次回はいよいよ最終回!後編に続く

INFORMATION

深谷シネマ

■定休日:毎週火曜日
■住所:〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
■TEL:048-551-4592
■料金:
・一般/1,200円
・障がい者/900円
・高校生/800円
・小,中学生/700円
・幼児(3歳以上) /500円
※親子ルームあります(ご予約可)
■HP:http://fukayacinema.jp/
■Twitter:https://twitter.com/fukaya_cinema?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。

COURSE MAP

今回のコースマップはこちら

野菜の楽しさに
何度も訪れたくなるまちへ。

肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。

深谷へのアクセスはこちら
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